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イトラコナゾールの効果と併用禁忌

2019年09月13日

イトラコナゾールとは、真菌を殺菌することで、それらを原因とする病気に治療に用いる薬です。
真菌を包む細胞膜にダメージを与えて、真菌を死滅させる作用があります。
エルゴステロールを主成分とする植物性細胞膜を持つ真菌に対し、エルゴステロールの生成および合成させるのを阻害する効果がイトラコナゾールにあり、真菌が育つのを抑制することが可能です。

トリアゾール系の抗真菌薬に分類され、幅広い菌に効果的に作用するのが特徴です。
白癬菌やカンジダをはじめ、様々な疾患に適用できます。呼吸器や消化器、尿路などで発症する内臓真菌症に対しても有効な薬です。
菌が爪の奥深くまで侵入し、外用薬で治療が難しい爪白癬など表在性皮膚真菌症にも高い効果を発揮します。
副効用は特に存在せず、あくまで真菌のみに効果を及ぼします。

イトラコナゾールは脂溶性なので、一度に放出されるのではなく、組織から少しずつ放出され効果が長く持続するのも特徴です。
生体内でも安定性に優れ、代謝された物も同等の活性を行います。
比較的安全性が高い薬ですが、飲み合わせや食べ合わせによって相互作用を起こす種類が多く存在するため、他に薬を飲んでいる人は注意しましょう。

併用禁忌薬や併用禁止薬を飲むと、他の薬の代謝を邪魔してしまい、その薬の血中濃度が上昇して副作用が出るリスクを高めてしまいます。
併用禁止薬ではありませんが、抗凝固薬のワルファリンを併用する場合、効果が強く出過ぎて出血するおそれがあるので、安全に使用できるよう検査を行いながら使用します。
飲み合わせによっては血中濃度が低下しイトラコナゾールの効果が弱まる場合と、反対に血中濃度が高まり副作用を誘発しやすくなるので注意が必要です。

イトラコナゾールは人間だけでなく、動物にも同様の効果を発揮することから、犬などが真菌による疾患を発症した場合に用いることが可能です。
基本的に犬用のイトラコナゾールではなく、人間用の同じ薬を使って問題ありません。
しかし、症状や犬の体格や年齢に合わせ、適量を服用する必要があります。

イトラコナゾールは犬に使ってもいいの?!

イトラコナゾールは、真菌が原因となる様々な疾患に非常に高い効果を発揮する薬です。
併用禁忌の薬に注意すればそれほど重篤な副作用もありませんが、服用している薬がある方や持病がある方には注意が必要な薬です。
副効用はないのも特徴です。

イトラコナゾールは、犬に多い真菌が原因で起こる疾患にも非常に優れた効果を発揮します。
犬用のイトラコナゾールがクリニックで処方されることはありませんが、人間用のもので量を調整することで優れた効果が出てきます。

犬に多い皮膚疾患は真菌が原因で起こるケースが多く、こうした症状にイトラコナゾールは効果的です。
内服薬で真菌の増殖を防ぐのは、塗り薬が塗りにくい場所や作用しにくい場所に使われるケースが多いですが、犬の場合も同様です。
犬用の抗真菌剤を使わなくても人間用のもので対処することが出来ますが、犬の疾患が真菌によるものなのかの診断が必要ですので、犬の体調に異変があるときには獣医に診断をしてもらうことが重要です。

多いのが、皮膚の真菌症で、人間の脂漏性皮膚炎のような症状は犬も発症することがあります。
犬の場合毛がありますのでクリーム状のものを塗るのは困難ですが、内服薬の場合長く体内に滞在して作用しますので非常に有効です。
犬は人間と違って話すことはできませんが、かゆみを伴打皮膚の場合かきむしって赤くただれてしまうことがあります。
こうした皮膚疾患ではしばしばイトラコナゾールが処方されることがありますので処方された場合には定められた用量と用法を守って服用させるようにしましょう。
人間と同じ薬で驚くかもしれませんが、基本的には人間と同じ薬で大丈夫ですので、定められた期間服用させましょう。

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