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女性がフィナステリドに触れてしまった時の副作用とは

2019年07月22日
はげ始める男性

フィナステリドは、伝統生薬製剤の欧州指令に従い、フランスやドイツなどのヨーロッパ諸国で前立腺肥大症の医薬品として用いられているノコギリパルメットをモデルに開発された抗ロゲン薬です。
元々は、ノコギリパルメットと同様に前立腺肥大症の治療薬として5mg錠で認可されたのです。
身体への負担を考慮して1mg錠で研究したところ、男性型脱毛症に対しての有効性が判明したために1997年にFDAからこちらを適応で承認されています。

なお、日本では1年間の臨床試験を経て2005年に厚生労働省から1mg錠がAGA治療薬として販売をスタートしています。
ちなみに、この臨床試験では顕著な有効性があることが判明しており、被験者の58%に軽度改善以上、98%に不変以上の効果が確認済みです
ただし、このような効果は脱毛症全般に発揮するわけではなく、あくまでもAGAに対してのみです。
何故なら、フィナステリドの作用機序は、AGAの原因物質DHTに関与しているII型5α-reductaseという還元酵素の活性を阻害するというもので、髪の毛や毛根に対しての作用は全くないからです。

また、このDHTは男性胎児の生殖器の育成をサポートするという働きがあるので、妊娠中や授乳中の女性が服用することは禁忌とされています。
さらに、経皮から吸収する可能性があるということから触ることも禁止で、これらの人と生活を共にしながらフィナステリドを服用する場合は管理にも十分に注意しなくてはなりません。

ちなみに、国内でAGA治療薬として処方されているフィナステリドの1mg錠のプロペシアは、表面部分をしっかりとコーティングしているために、ただ触っただけでは副作用が生じるという心配はありません。
ただし、踏みつけてバラバラになったものを妊娠している女性が触ってしまうと、奇形児になってしまうという危険があるので注意しなくてはならないという点では他のフィナステリドと同じです。

フィナステリドの副作用で奇形児が生まれるの?

フィナステリドは前立腺肥大症の治療薬として開発が行われた医薬品、研究の中で男性型脱毛症の治療効果あるなどからも、AGAの特効薬として多くの薄毛で悩む男性の救世主になっています。
国内でのフィナステリドの位置付けは、日本皮膚科学会が策定した男性型脱毛症診療ガイドラインの中で把握が出来ます。

このガイドラインの中には推奨度をAランクやDランクなどで表示してあるのが特徴で、Aランクは強く勧める、Dランクは行うべきではない、などの表現が行われています。
フィナステリドは男性ではAランク、女性ではDランクになっており、女性が使用する事を推奨していません。

フィナステリドには服用した男性に様々な副作用を表すと言われていますが、女性の場合は錠剤に触れるだけでも副作用が生じる可能性があるとしており注意しなければなりません。
国内で処方が行われるフィナステリドを主成分としているAGA治療薬はコーティング処理が施されていますが、形が崩れたものを触れるなどでも副作用が現れる事もあるため管理には十分な注意を行う必要があるわけです。
女性の中でも妊娠している可能性がある、もしくはお腹に胎児がいるなどの場合はさらに注意が必要です。
仮に、胎児が男児などの場合、奇形児が生まれる可能性がある、男性機能が低下した状態で生まれてしまうなどと言われています。
例えば、男性器がない状態で生まれるなど奇形児を作り出してしまう恐ろしい医薬品と考えておかなければなりません。
尚、個人輸入代行店でもフィナステリドのジェネリックを購入する事が出来ますが、海外の医薬品はコーティングなどが行われていないので、うっかり女性が触る事も危険なので管理や注意が重要です。

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